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浴室乾燥暖房機であたためられた浴室

ヒートショックとは?
できる対策もご紹介

ヒートショックって何?
誰にでも起こる可能性があるため、しっかりとした対策が必要です。

ヒートショックとは?

ヒートショックとは、暖房の効いた部屋・寒い脱衣所や浴室・熱い湯船の温度差で血管が激しく収縮し、血圧が急に下がることで心臓や血管の疾患を起こしてしまうことです。
中には、意識を失ってしまったり、最悪の場合、命を落としてしまったりする可能性もあります。

ヒートショックが起こる仕組み:暖房の効いた部屋では血圧は安定しているものの、寒い脱衣所や浴室では血管が縮み血圧が上昇。そこからたたかい湯船に入ることで血管が広がり血圧が急降下してしまうのです

実は入浴中の死亡者数は非常に多く、交通事故による死亡者数の2倍以上にもなります。特に冬の寒い時期や、高齢者の方は注意が必要です。
ただ、若い方や持病のない方もヒートショックを起こす可能性があるため、しっかりと対策をとることが大切です。

入浴中の死亡者数は交通事故の約2倍です。消費者庁の令和2年「高齢者の事故に関するデータとアドバイス等」によると、浴槽内における志望者数は4727人、交通事故による死亡者数は2199人でした。
11~3月の冬の時期は入浴中の事故が多発します

ヒートショックの対策方法

対策として有効な手段の一つが浴室暖房。浴室を温かくしておくことで、部屋や湯船との温度差が少なくなり、ヒートショックが起こりにくくなります。ミスト機能をつかって浴室を温めるのもおすすめです。

浴室暖房乾燥機

他にも、以下の対策方法があります。

  • ・暖房器具を設置して脱衣所をあたたかくする
  • ・浴槽のフタをあけておく
  • ・湯温を38~40℃ほどのぬるめの温度に設定する
  • ・家族が長風呂の場合は様子をみる、声をかける
暖房器具
暖房器具を脱衣所に
浴槽
浴槽のフタをあけておく
お風呂のリモコン
湯温はぬるめに設定
暖房器具
長風呂の時は声をかける

いまは浴室の見守り機能が充実!
人感センサーで、動きのない入浴者の危険を知らせたり、浴槽に入ってから一定時間経過すると音でお知らせしてくれる機能がついた機種もあります。うまく活用して、浴室での事故を防ぎましょう。

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