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在来式の浴室改装について

在来式(在来工法)の浴室改装について特徴や注意点などをご紹介致します。

在来式(在来工法)ってなに?

在来式工事のイメージ
在来式(在来工法)とは、かつて、一戸建ての浴室・風呂のほとんどを占めていた、昔ながらの浴室・風呂の 造り方のことです。
浴室の在来式は、周囲に防水加工を施し、その上にコンクリートなどで壁や床を造っていくといった手法で造られます。

在来工法の特長

在来工法による浴室は、各々の家に合わせて造る事が出来る為、 変形の空間でも浴室を造る事が出来るのが特長です。また、 材質も、ヒノキや大理石など、自由に選ぶ事ができます。
しかしながら、工期が2〜3週間程度と長くかかるため、 工事費が高くかかる事があります。

ユニットバス(システムバス)の特長

ユニットバス
ユニットバスは、工場で製造される床・浴槽・壁パネル・天井パネル・ドアの 各パーツを現場で組み立てて造ります。工場生産のため、性能が均一で、 工期も3~5日程度と短く、工事が簡単なため、工費も安くつきます。
最近は、デザインやグレードのバリエーンョンもかなり豊富で、快適に過ごす為の 機能や設備も充実しています。ただし、規格サイズのため、スペースが合わないと 使えない場合もあります。

在来工法の浴室・お風呂の注意点

在来工法の注意点
在来工法の浴室・風呂は、年月を経た際の防水性が、システムバスに比べて劣る為、2階、3階など階上に設ける浴室を この在来工法で行うには慎重な判断が必要です。特に浴室の階下が寝室など普通の居室であった場合、 水漏れが起きた際の被害が大きくなるため厳重な防水対策が必要です。
また、防水加工を含む下地の工事と内装工事が必要な分、システムバスに比べて工期が長く、予算も高くなりがちです。
さらにリフォームの場合、浴槽の搬入経路にも注意が必要です。搬入路が狭かったり浴槽が大きい場合は搬入に手間がかかったり、特殊な方法が必要だったりなど、工期と予算が さらにかさむ可能性がでてきます。
なお、落とし込み式などで浴槽が直接地面に接する場合にはカビや白アリの温床となりやすいので、その点にも注意が必要です。

在来浴室からユニットバスへの
交換工事の基本工事代金

  • 仮設工事
    室内養生及びあと片付け清掃
  • 解体工事
    現浴室解体及び洗面所側壁解体工事
  • 左官工事
    浴室土間モルタル下地工事
  • 設備工事
    給排水移設仕込・接続工事
  • 電気工事
    換気ダクトベントキャップ新設・浴室電気仕込・接続工事
  • 浴室工事
    システムバス搬入取付工事
  • 造作工事
    浴室入口額縁及びクロス下地木工工事
  • 内装工事
    洗面所壁クロス・床CFシート・ソフト巾木工事
  • 廃材処理
    発生廃材処理(全般)及び運搬費

合計金額633,600円(税込)

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